レボチロキシン

商品説明

レボチロキシンは甲状腺ホルモン製剤で、有効成分であるレボチロキシンナトリウムを含有しています。
不足している甲状腺ホルモンを補充することで新陳代謝を高めます。

レボチロキシンナトリウムはT4製剤と呼ばれる甲状腺ホルモンで、末梢組織(主に肝臓)において活性型のT3(トリヨードチロニン)に代謝されることにより、全身の臓器において多彩な生理作用を発揮します。
甲状腺ホルモンには、成長・発育促進作用、基礎代謝亢進作用、グリコーゲン分解・糖新生促進作用、たんぱく異化促進作用などがあります。

T4製剤であるレボチロキシンナトリウムは、血中半減期(血中濃度が半減するまでの時間)が長く、効果が長持ちする甲状腺ホルモン製剤です。
薬効の発現は遅いですが、効果が長く続くため、早く効かせようとご自身の判断で勝手に増量せず、医師の指示した用量を必ずお守りください。

効果

粘液水腫、クレチン病、甲状腺機能低下症(原発性及び下垂体性)、甲状腺腫

※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。

用法

レボチロキシンナトリウムとして、通常成人25~400mcg(0.25~4錠)を1日1回経口投与する。
一般に、投与開始量には25~100mcg(0.25~1錠)、維持量には100~400mcg(1~4錠)を投与することが多い。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。
ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分の服用はしないでください。
※2回分を一度に服用しないこと。

本剤の効き目は遅いですが長く続くので、早く効かせたいと自分勝手に薬の量を増やすと危険です。
ホルモン不足を補う薬ですので、医師の指示どおり根気よく服用しましょう。
胃薬(アルミニウム含有制酸剤)や鉄剤、カルシウム含有製剤と同時に服用すると効き目が弱くなるので、できるだけ避けてください。
本剤服用中に、ヨードを含む健康食品や海藻を過剰に摂らないでください。
本剤とグレープフルーツジュースは一緒に飲まないでください。

以下の方は本剤を使用しないでください
心筋梗塞のある方

副作用

過敏症状、肝機能検査値異常(AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇等)、心悸亢進、脈拍増加、不整脈、頭痛、めまい、不眠、振戦、神経過敏・興奮・不安感・躁うつ等の精神症状、嘔吐、下痢、食欲不振、筋肉痛、月経障害、体重減少、脱力感、皮膚の潮紅、発汗、発熱、倦怠感

狭心症、肝機能障害、黄疸、副腎クリーゼ、晩期循環不全などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。

成分

レボチロキシンナトリウム 100mcg

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Originally posted 2017-08-08 12:20:43. Republished by Blog Post Promoter