商品説明
ネキシウムは胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬)という胃腸薬で、胃酸の分泌を強力にブロックするお薬です。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎といった病気の治療に使われています。
ネキシウムの主成分「エソメプラゾール」は、2011年に国内で承認されたプロトンポンプ阻害薬です。
国内において4成分目となる最新のプロトンポンプ阻害薬で、それまでに販売されていたオメプラゾールにとてもよく似ていますが、病状を改善する効果・安定性において大きく改善された薬です。
オメプラゾールは、効果に個人差が見られましたが、エソメプラゾールの効き目には個人差がなく、誰にでも効く安定感があります。
このため、ほぼ同じ成分ではあるものの、エソメプラゾールはオメプラゾールよりも優れた効果を発揮すると考えられています。
そして、この優れた成分エソメプラゾールで作られているプロトンポンプ阻害薬こそ、ネキシウムなのです。
効果
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制
下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
※効果には個人差がありますことを予めご了承下さい。
用法
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg(0.5錠)を1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
逆流性食道炎
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg(0.5錠)を1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10~20mg(0.25~0.5錠)を1日1回経口投与する。
非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg(0.5錠)を1日1回経口投与する。
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg(0.5錠)を1日1回経口投与する。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg(0.5錠)、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。
ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg(0.5錠)、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
注意事項
- 本剤を服用すると、胃の痛みなどはなくなりますが、勝手に服用を中止しないでください
- 抗エイズ薬を服用している方は、本剤を服用しないでください
- 本剤の服用中は、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品の摂取をお控えください
副作用
消化器症状(下痢、便秘)
肝機能障害(体がだるい、かゆみ、湿疹、白目や皮膚が黄色くなる)
口腔内症状(口が渇く、口内炎、舌の炎症、味覚障害)
神経症状(頭痛、めまい)
成分
ネキシウム40mg
エソメプラゾール40mg
商品別名
ネキシウムカプセル(アストラゼネカ)
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