商品説明
トリキュラーEDは卵胞ホルモンと黄体ホルモン、2種類の女性ホルモンが配合されている避妊や生理痛の軽減を目的として用いられる経口避妊薬(低用量ピル)です。
バイエル社が製造販売しており、国内で処方されているピルのなかでも、最も多く利用されている低用量ピルです。
有効成分としてレボノルゲストレルとエチニルエストラジオールを含んでいます。
第2世代3相性(実薬のみの21錠タイプ)の低用量ピルで、自然な月経周期に似せた女性ホルモン配合がなされています。
定期的に服用することで妊娠を防ぎ、月経困難の改善にも用いられます。
効果
避妊
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
用法
1日1錠を毎日一定の時刻に定められた順に従って28日間連続投与する。
以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す。
注意事項
飲み忘れに気付いた際は、それが1日以内の場合、思い出したときすぐに服用してください。
さらにその日の分も通常どおりに服用してください。
また、2日以上連続して飲み忘れた場合、今回の服用を中止して、次の月経を待って新しいシートで服用を再開してください。
※飲み忘れにより妊娠する可能性が高くなりますので、その周期は他の避妊方法を用いてください。
本剤の服用中に、ふくらはぎの痛み・むくみ、突然息苦しくなる、胸痛、激しい頭痛、見えにくくなるなどの症状が現れた場合には、服用を中止して、すぐに医師へご相談ください。
本剤を長期に服用する場合には、6ヶ月ごとに検診をお受けください。
1日1錠を毎日一定の時刻に服用してください。初めて服用する場合は月経第1日目から服用し、服用開始日が第1日目から遅れた場合、飲み始めの1週間は他の避妊方法を併用してください。
本剤を飲み始めて1~2周期の間は軽い吐き気、乳房の張り、または生理以外の出血が現れることがあります。通常は服用中になくなりますが、症状がひどい場合、あるいはおかしいと思った場合は医師へご相談ください。
本剤の服用中に激しい下痢や嘔吐が続いた場合、薬の吸収が悪くなり妊娠する可能性が高くなりますので、他の避妊方法を併用して、その旨を医師へご相談ください。
飲み忘れにより妊娠する可能性が高くなりますので、指示どおりに服用してください。
経口避妊薬はHIV感染(エイズ)および他の性感染症を防止するものではありません。
妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、本剤を服用しないでください。
服用中に2周期連続して生理が来なかったときは、妊娠の可能性がありますので必ず医師へご相談ください。
妊娠を希望する場合は、医師へご相談ください。
本剤の服用中は、禁煙してください。(特に35歳以上で1日15本以上の喫煙者)
本剤の服用中に、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品は摂らないでください。
以下の方は本剤を服用しないでください
- 本剤の成分に対し過敏性素因のある女性
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)、子宮頸癌及びその疑いのある方
- 診断の確定していない異常性器出血のある方
- 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患又はその既往歴のある方
- 35歳以上で1日15本以上の喫煙者
- 前兆(閃輝暗点、星型閃光等)を伴う片頭痛の方
- 肺高血圧症又は心房細動を合併する心臓弁膜症の方、亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の方
- 血管病変を伴う糖尿病を患っている方(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症等)
- 血栓性素因のある女性
- 抗リン脂質抗体症候群の方
- 手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内及び長期間安静状態の方
- 重篤な肝障害のある方
- 肝腫瘍のある方
- 脂質代謝異常のある方
- 高血圧のある方(軽度の高血圧の方を除く)
- 耳硬化症の方
- 妊娠中に黄疸、持続性そう痒症又は妊娠ヘルペスの既往歴のある方
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
- 授乳婦
- 骨成長が終了していない可能性がある女性
- オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤を投与中の方
副作用
- エストロゲン作用(乳房が痛む、しこりがある、吐き気、頭痛)
- 不正出血
- 下痢
- アンドロゲン作用(にきび、多毛、体重増加)
- 血栓症
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
商品別名
アンジュ(あすか製薬、武田薬品工業)
トリキュラー(バイエル薬品)
ラベルフィーユ(富士製薬工業)
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