商品説明
プレマリンは、ファイザー社が開発した女性ホルモン剤です。
女性ホルモンの結合型エストロゲンを含有しています。
プレマリンは、ホルモンバランスが崩れることにより生じる更年期症状(顔のほてり、のぼせ、異常な汗)や陰部の炎症、乾燥を改善する薬です。
女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があり、生理を区切りとして2つのホルモンが増えたり減ったりを繰り返して、生理のリズムがつくられています。
卵胞ホルモンは、主に卵巣から分泌され、正常な月経周期や排卵を維持したり、女性の子宮や性器の発育、乳房の膨らみなどを促進したりします。
プレマリンで不足している卵胞ホルモンを補うことで、卵胞ホルモンが不足することにより起こる各種症状を改善します。
効果
- 卵巣欠落症状
- 卵巣機能不全症
- 更年期障害
- 腟炎(老人、小児および非特異性)
- 機能性子宮出血
※効果には個人差がありますことを予めご了承ください。
用法
結合型エストロゲンとして、通常成人1日0.625~1.25mg(1~2錠)を経口投与する。
機能性子宮出血又は腟炎に対しては、1日0.625~3.75mg(1~6錠)を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
注意事項
飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。
ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。
※2回分を一度に服用しないこと。
指示された量を毎日同じ時間に服用してください。
本剤の服用中に脚の痛み・むくみ、胸の痛み、息切れ、突然の呼吸困難、めまいなどの症状が現れた場合、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
妊娠中または妊娠の可能性のある方は、本剤を服用しないでください。
本剤の服用中は、ノコギリヤシ、アカツメグサを摂るのをお控えください。
本剤の服用中は大豆を摂るのをお控えください。
本剤の服用中はビタミンCを多く含む飲食物を同時に摂らないでください。
以下の方は本剤を服用しないでください
- エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある方
- 乳癌の既往歴のある方
- 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある方、又はその既往歴のある方
- 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある方
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
- 重篤な肝障害のある方
- 診断の確定していない異常性器出血のある方
- 未治療の子宮内膜増殖症のある方
副作用
ナトリウムや体液の貯留(浮腫、体重増加等)、帯下増加、不正出血、経血量の変化、乳房痛、乳房緊満感、発疹、蕁麻疹、血管浮腫、腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、膵炎、色素沈着、脱毛、頭痛、めまい、肝機能障害(AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P上昇等)、呼吸困難、血圧低下
血栓症、血栓塞栓症などの症状が現れる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
内容量
1箱28錠
成分
結合型エストロゲン 0.625mg
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